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組織トップのパワーは自分が思っているほど弱いものではない

新しい年度が始まり、新体制で迎えている組織。4月年度初めとなればそんな姿があちこちで見られます。

一方で、4月以外の月が年度初めという組織も多いですね。

後者の組織の場合には、ある物事が進捗して、自分たちが行ってきた活動を振り返る時期にきているのではないでしょうか。そうなりますと、こんな現象が起こること、よく目にします。

まさしくこの荒々しき宇治川の流れのように、場の雰囲気を崩壊させるかのごとく、嫌な空気を作り出します。

思うように物事すすまないものですから経営数字が悪化すると、機嫌がとたんに悪くなり、ますます社員との距離が開く。感情的に怒り出すものだから、反論だけでなく、発言するだけでますます不機嫌になる。結果にだけ怒る。まあそれがわかっているんだけど、いきなり怒りだす。感情をあらわにして怒りを出すことが是という科学的根拠を持ち出すこともあるみたいですが、それが現実の社会に必ずしも正しく適用されるとは限らないです。理屈的に頭で理解していても、人は感情の生き物。感情をコントロールできなくする圧力は、組織のトップには恐ろしき兵器になるため、そうならないようにしなければならないです。

普段から、組織トップの想いが社員に浸透するビジョナリーな組織になっているかどうか。

物事のある程度の進捗がなされた時期には、改めて検証する際に、組織のトップが感情的にならないこと。できる限りですね。結果だけをみて感情あらわにされては、組織メンバーはたまったもんじゃありませんから。

ますます上層部と社員の距離がひろがるばかり。

これじゃ、社員はもたないですよ。

私がかつて経験した場面だからこそ感じています。

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