「あげる」ではない、相手を共感的に理解すること

火曜日の夜は、社会活動家の湯浅誠さんのお話を伺う機会がありました。貧困とありますが、生活における貧困ではなく、人間関係の貧困など、あらゆる面で苦しい状況におかれている方に対しての課題解決に動かれた方です。

路上生活者の方々の支援から始まり、年越しハケン村、そして内閣参与から大学教授になられた湯浅さんは、ぶれない方です。どんな関係性であっても上下関係なく、同じ目線で共感的に理解しようとすること。相手に好奇心を持って受け止め合うこと。

この本は貧困についての生々しい当時の状況が描かれてます。住む場所、食べること、寝る場所などいろんなことで苦しみ続ける状況があるのは、本当に筆舌に尽くしがたいです。こんな生活実態の中では何にも考えることすら奪われてしまう。

ただ、だからといって、救って「あげる」、助けて「あげる」という姿勢では受け容れてもらえない。徹底的に相手の実態に向き合う状況でなければ、相手の置かれている状況を理解して、それは心情や見方も含めて理解しなければ、かかわることは困難でしょう。湯浅さんは、同じ目線で話をする、ってことを強調されてました。相手の見ている景色をわかっていることは確かに必要ですね。

私は研修講師やカウンセラーとして、相手との関係性を十分に理解していなければならない時が多いです。変な意味で、何かをして「あげる」立場を顕わにしないことは必要ですね。湯浅さんのお話を伺うことで、相手の見えている景色と自分の立ち位置をよく理解しようと、改めて考えさせられました。

湯浅さんから著書にサインをいただいたので、励みにして、前進していきます。相手の見えている景色を大切に。

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